
現在小学2年生の娘と0歳の息子の育児に奮闘中のママ、よそ美です!
今回は図書館で本を借りてきても全く開かず返却する娘が、飽きずに最後まで読めた本を10冊ご紹介します。物語から事典、ファンタジーから怪談話、人気のキャラクターのお話と幅広いジャンルからおすすめを選びました。是非参考にしてみてください。
この記事は、
- 低学年のお子さんが飽きずに読める本をお探しの方
- 入学や進級のお祝いに低学年の子へ本を贈りたい方
におすすめの記事です。
低学年でも夢中で読める本10選
10分で読める伝記1年生|塩谷京子(監修)

偉人・伝記と聞くと難しそうなイメージを持ちがちですが、こちらの10分で読める伝記は、低学年の子にもわかりやすいような表現になっているので、お話が想像しやすくどんどん読み進めることができます。また10人の伝記が短編集になっているので1話1話飽きずに読むことができます。ディズニーや一休さんなど子供たちにも親しみのある偉人のお話が楽しめるのもおすすめポイントです。そして全体的に、文字の大きさが大きめで、ひらがなは多め、漢字にはルビがふってあるので、これなんて読むの?と聞かれることもなく、集中して読めるのも嬉しいポイントです。
我が家では娘が小学校に入学する際の入学祝いに、こちらの伝記と同シリーズの物語と科学、3冊をまとめてプレゼントしました。それぞれ1つのお話が丁度良い絶妙な長さになってるので、3冊とも飽きずに夢中で読んでいました。とくにこの伝記の本のヘレンケラーとナイチンゲールのお話が気に入ったようで何度も読んでいました。
10分で読める物語1年生|青木伸生

先ほど紹介した10分で読めるシリーズです。こちらは国語の先生が選んだ14作品が楽しめます。伝記と同様、わかりやすい内容で更に可愛い挿絵が物語の情景をより思い浮かびやすくしてくれます。音読や朝の読書の時間にも使いやすい一冊です。マッチ売りの少女やねことねずみなど昔話も収録されていて楽しく読むことができます。
なぜ?どうして?かがくのお話1年生(よみとく10分)|大山光晴

こちらも同シリーズの科学のお話。身の回りの疑問をテーマについつい誰かに話したくなってしまうような楽しいお話が36話収録されています。「あくびはどうしてでるのか?」「にじはどうしてできるのか?」など低学年の子でも身近に感じれるテーマが盛りだくさんです。大人も思わずへぇ~!と感心してしまうような読み応えのある内容になってます。夜寝る前にコミュニケーションの一環として一緒に読むのもおすすめです。
学校では教えてくれない大切なこと友達関係(特別3巻セット)

今まではなかった、学校生活をはじめてからでてくるお友達との関わり方についての悩み。どうしたらお友達と仲良く過ごせるのか、そのヒントが読みやすい漫画仕立てで描かれています。自分と相手の気持ち、考え方、伝え方を学べる、「自分と仲良く」「気持ちの伝え方」「考え方のちがい」の3冊セットです。
実際に長女が一年生の時に、お友達が〇〇ちゃんと遊んだらダメって言うんだけど何でだろう?そういう時ってどうしたらいいの?と悩んでいた時期がありました。ちょうどその頃学童でこの本を読んで相手の気持ちを想像することができたようで、家でも読みたいから買ってとせがまれて購入しました。この本は娘の気持ちの成長に寄り添ってくれる本だなと感じています。
また、こちらはお友達との関わり方がテーマですが、同じシリーズの中にはお金についてや、時間について、働くことについてなど様々なテーマがあるのでお子さんの悩みや好奇心に合わせて選んだり、シリーズをそろえてみるのもおすすめです。
まだある!アレにもコレにも!モノのなまえ事典|杉村喜光、大崎メグミ

こちらは身の回りにある『見たことはあるけどなんて言う名前?』の疑問に、クイズ形式で答えてくれる、そうなんだ!が詰まった1冊です。大人でも知らないあのモノのあの部分!の名前がわかるので物知りになれると楽しく読めます。また読み物ではなく雑学本なので、家族みんなでこれなんて言うと思う?とクイズ大会も開けます!
我が家は娘が最初に出た『モノのなまえ事典』を学童で読んでいたので、こちらの『まだある!』の方を購入しました!↓楽天ブックスで3シリーズ購入できます!
エレベーターのふしぎなボタン|加藤直子(著)、杉田比呂美(絵)

こちらは娘が学校の図書館で借りて珍しく最後まで読んだ本です。
このお話は、ある日マンションのエレベーターで見たことのない緑色のボタンを見つけ、ボタンを押した主人公のサキちゃん。ドアが開くとそこは森の中!灰色のネコに誘われて、森の小道を進んでいくと不思議なおばあさんと出会い…というファンタジーです。
主人公のサキちゃんが同じく低学年の設定なので感情移入しやすく、読み進めるごとに次はどうなるのかな?とドキドキしながら読めると娘のお気に入りの一冊です。また杉田比呂美さんの優しく可愛らしい絵が子供心をくすぐります!
ルルとララのカップケーキ|あんびるやすこ

こちらは小学生のルルとララが店長をつとめる、かえでの森に囲まれたメープル通りに新しくできたお店のお話。シリーズは全28巻と大人気なルルとララシリーズの記念すべき1作目です。なかなかお客さんがやってこなくて困った二人がお隣のシュガーおばさんに相談することからお話が進んでいきます。美味しそうなお菓子のお話は、低学年でも読みやすいテーマでどんどん読み進めてしまいます!
こちらのルルとララのカップケーキが気に入ったら、他のシリーズも揃えたくなりますね。シリーズの中にはハロウィンやクリスマスを題材にしているものもあるので季節のイベント時にプレゼントしても喜ばれそうです。
がっこうのおばけずかん|斉藤洋、宮本えつよし、脇田明日香

怖いけど面白い!そんなキャッチコピー通りの図鑑という名の童話です。お化けや怪談話は低学年の子には恐怖心を与えてしまうお話も多いですが、こちらの本はクスっと笑えるお化けたちがでてきて、さらにそのおばけに会った時の対処法まで教えてくれるので、これをすればこのおばけがでても大丈夫!と安心して読み進められます。怖いだけでなくどこか愛らしさもあるおばけたちと身近な学校というシチュエーションが子供を夢中にさせる1冊です。
ちなみにこちらの本は他にもシリーズがいくつかでていて、病院やレストラン、遠足、さらにはオリンピックなんて題材もあるのでハマったら集めたくなっちゃいます。
やまの動物病院|なかがわちひろ

こちらは娘のお気に入りの本で図書館で何度も借りてくる特別な1冊です。
まちの動物病院のまちの先生は昼間に町の動物たちを診る獣医さんです。そんなまちの先生と一緒に暮らす大きなとらねこの、とらまるにはまちの先生も知らない秘密があます。それは夜になると、とらまるはやまの動物病院をひらいていること。山に住む様々な動物とねこのお医者さんとらまるが活躍する楽しい物語です。
低学年でも読みやすい内容と、素朴なのに温かみのある絵が優しいカラーで楽しめます。初めての一人読みにもおすすめの本です。ちなみにやまの動物病院②もあるのでこちらの本が気に入ったら②も是非読んでみてください。
おしりたんてい ラッキーキャットはだれのてに!|トロル

最後にご紹介するのは、子供たちに大人気のおしりたんていです!アニメや漫画もありますが、こちらは読み物としてじっくり読み込めるタイプです。とはいえ、カラーの絵がたっぷり楽しめて文字数もぎっしりではないので低学年の子でも読みやすいです。このお話はオークションがテーマになっていますがわかりやすい内容なのでどんどん読み進めることができます。また「ラッキーキャットはだれのてに!」「おもいでのまねきねこ」の2つのお話が楽しめます。
おしりたんていと一緒に事件を読み解くのが面白いと娘がはまっていました。学校の図書館にもあるようですが、とても人気のためなかなか借りられないようです。図書館などで読む機会があり、お子さんが気に入ったらシリーズもあるので気になる作品を購入してゆっくり読むのも良いですね。
まとめ
今回は小学校低学年の子供でも飽きずに読める10冊の本をご紹介しました。我が子の感性なのですべての方が読みやすいとは言えませんが、飽き性で細かい文字だと全く読まない小学2年の娘が唯一と言っていいほど読めた本なのでプレゼント選びや、同じように飽きてしまって本をなかなか読んでくれないお子さんへの本選びの参考になれば嬉しいです。